本来、引越しを業者に依頼する場合、
少なくとも2週間程度の余裕はほしいもの。
しかし急な転勤などが決まって、
引越しまでに余裕がないということも考えられます。
さて、こういった際はどうすればいいのでしょうか。
引越しまでのスケジュールに余裕がない場合
引越しをする際、一括見積もりを使って業者を比較するということは、
料金を安くするためにすごく重要になります。
ですが、この一括見積もり比較サービスは、
見積もりの回答が来るまでに、平均で1~2日かかってしまいます。
でも、これはあくまで全体の平均であって、
業者の中には、即日・翌日対応してくれる業者もいて、
すぐに見積もりをくれるケースもあります。
時期やタイミングによっては、
見積もりが送られてくるまでに時間がかかることがありますが、
こればかりは、取り寄せてみないことにはわかりません。
備考欄に即日動いてくれる業者を希望している旨を書けば、
対応してくれる業者からのアポイントがあるはずです。
連絡が早い業者は、作業もテキパキしてくれるはずです。
なので、どんなに急いでいて時間がないとしても、
まずは一括見積もりサイトを使ってみることをおすすめします。
電話見積もりは早いが料金は高い
見積もりサイトを使って、すぐ連絡が来なかった場合や、
引越しまでに時間的余裕がほとんどない場合は、
直接業者に電話連絡をして見積もりをする方法もあります。
電話で連絡する場合は、引越しまでの余裕がないことをしっかり伝え、
業者にも、ある程度急いでいることを伝えましょう。
もちろん、そうすることによって、値引き交渉などは難しくなりますし、
下見で正確な荷物量を確認できない分、
荷積みの際に追加料金が発生する場合もあるため、
どうしても料金は高めになってしまいます。
ですが、これは急な引越しでは仕方のないこと。
そう割り切って、安さとサービスは諦めるしかありません。
業者にどれぐらいのことを任せるか、整理しておこう
急な引越しが決まった場合、慌てて業者に連絡をしがちですが、
まずは落ち着いて、引越しに必要な情報の整理からはじめましょう。
- 引越し予定の日時は?
- 荷物の量は?
- 旧居と新居、それぞれの周辺状況は?
- 運搬、梱包、どこまで業者に任せるか?
こうした点をしっかり情報として整理してから、業者に見積もりを依頼すべきです。
この中でも特に重要なのは、
- いつ引越しをすることになるのか
- どの作業をどの程度業者に依頼するのか
という2点です。
いつ引越しをするかに関しては、
業者の予定が空いているかどうかがまず問題です。
業者の手さえ空いていれば、当日や翌日の引越し依頼もできますが、
繁忙期などになると、そもそも引越し自体ができない可能性があります。
そして、次にどの程度業者に依頼するのかという点。
たとえば当日や翌日の引越しになると、
そもそも荷造りをしている時間もありません。
しかしこれを伝えずに依頼をしてしまうと、
梱包スタッフがおらず、最悪引越し自体ができなくなる可能性も出てきます。
業者側としても作業員の数などの問題がありますので、
こういった重要な情報はしっかりと把握しておきましょう。