引越し当日に業者のトラックがやってきたら、
作業が始まる前にまずはトラックの台数やスタッフの人数などを確認しましょう。
人員の数やトラックの大きさなどが見積書の記載と違っている場合は、
なぜ見積りの内容と違っているのかを現場責任者に説明してもらう必要があります。
作業開始前に見積書と照らし合わせて確認する
こうした確認は、必ず作業前に行うことが重要なので、
遠慮せずにスタート前の時点で確認しておくことが大事です。
そのためには見積書を手元に用意しておく必要があるので、
引越し当日は必ずポケットなどにしまって持ち歩くようにしましょう。
もし明らかな遅滞が発生した場合は減額を要求できる
見積書の記載内容と比べて、明らかに人員数やトラックなどが不足していて、
そのせいで明らかな遅滞が発生した場合には、
引越し料金の減額を要求しましょう。
見積書は言わば「引越しの契約書」です。
利用者は記載内容に納得して、契約を結んでいるわけですから、
もし業者側の都合で勝手に内容を変更された場合は、契約違反にあたります。
ですから記載通りのサービスをきっちりと提供してもらうか、
あるいは変更後のサービスに見合うように、
減額を要求するのは当然の権利と言えます。
もし納得できないまま作業を開始して、
何かトラブルが起こってしまっては大変です。
安易な妥協は後々のトラブルの元になりますので、
サービス内容に不審な点がある場合はすぐに責任者に確認しましょう。
なお、こうした交渉については、現場のスタッフでは話が進まない場合もあるので、
そのような場合は本社の担当者と直接交渉を行いましょう。
現場の作業員には決裁権が与えられていない場合も多いので、
重要な案件ついては、担当者に直接話した方が交渉がスムーズに進むからです。