引越し業者のスタッフが、繁忙期にはバイトが多くなるのは、
耳にしたことがある人もいるでしょう。
ですが、スタッフが、「全員バイト」ということはありません。
必ず社員が最低でも1人はいます。
またバイトだからといって、必ずしもレベルが低いわけではありませんので、
心配はいりません。
繁忙期には引越しスタッフはアルバイトが多くなる
引越しは、繁忙期と閑散期とで、予約数が大きく変わるのが特徴です。
繁忙期は、2月下旬から4月上旬。
この時期は、入学・卒業および転勤シーズンですから、引越しの予約数はとても多いです。
それに対してそれ以外の閑散期は、予約数が半分以下になります。
引越しの予約数が年間でそれだけ変動するために、多くの引越し業者は、
繁忙期の作業スタッフはアルバイトで賄います。
繁忙期にも足りるだけの正社員を雇ってしまうと、閑散期は人手が余ってしまうからです。
なので繁忙期の引越し作業スタッフは、どうしてもアルバイトが多いことになります。
ただし正社員は最低1人は必ずいる
ただし繁忙期であっても、作業スタッフの全員がアルバイトとなることはありません。
最低1人は、チームリーダーとして正社員が付いています。
3人チームの場合なら、繁忙期には、正社員が1人とアルバイトが2人というのが普通です。
またこのアルバイトも、必ずしもレベルが低いわけではありません。
多くのアルバイトは、何年にもわたり、繁忙期の際にだけ、
引越しの仕事をするような人たちです。
そのようなアルバイトの場合なら、作業は下手な正社員より熟練しています。
また新人のアルバイトでも、社員がきちんと教育します。
アルバイトだと、「荷物を壊されたりするのでは?」と心配する人もいると思います。
でも実際には、それほど心配する必要はありません。
全員が正社員の業者もある
引越し業者の中には、作業スタッフの全員が、繁忙期でも正社員というところもあります。
その場合はもちろん、アルバイトが混ざるよりも作業レベルは高いです。
ただしそうするためには、閑散期にも正社員に給料を払わなければいけないため、
経費が余分にかかってきます。
引越し料金がどうしても高めになるのは、仕方がないといえるでしょう。