引越しが決まったら、友人や親戚などに引越しの挨拶状を出しましょう。
しかしこれらはいつどんな形で出せばいいのか、
なかなかタイミングがつかみにくいですね。
ここではそういった挨拶状の疑問をお答えします。
挨拶状を出すタイミングは?
引越しの挨拶状を出すタイミングは、
引越し前ではなく、引越し後にしましょう。
ただし、引越してからはできるだけ早めにしたほうが良く、
最低でも引越し後1週間以内には
相手の手元に届くよう投函するのがベストです。
また挨拶状をスムーズに出すためにも、
宛名書きなどは引越しが決まったら
すぐに準備しておいたほうがいいでしょう。
引越しの前後になってくると何かと慌しくなりますので、
そんなときに挨拶状がまだ完成していない、
なんてことのないように気をつけてくださいね。
ちなみに、挨拶状を出す方は、
- 友人、知人
- 親戚
- 会社の上司や同僚
など。
その他にも親しくしている人などがいればしっかりと送るよう、
漏れがないように注意しましょう。
挨拶状の書き方(見本)
引越しの挨拶状ですが、文面はいたってシンプルでOK。
時候の挨拶などはともかくとして、
特にかしこまった文面を考える必要はありません。
これを踏まえて、下記に例文を掲載しますので、
参考にしてください。
拝啓 春陽の候、皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます。
さて、このたび私どもは下記へと転居いたしましたのでお知らせいたします。
最寄り駅は○○線○○駅、徒歩で○分程度となっています。
近くにお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください。
〒◯◯◯-◯◯◯◯
◯◯県◯◯市◯◯-◯◯(新住所)
電話番号:◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯
敬具
◯◯年◯月◯日(引越し日)
最低でも上記のように引越しの事実が分かればOKです。
新居からの景観や住まいの様子など、近況を添えるのも良いのですが、
あまり文面が長くなるすぎると見栄えがよくありません。
そういったものは親しい友人などに宛てるものにだけ、
手書きで一言添えるようにしたほうがスマートでしょう。
旧居の近所の方にもしっかり挨拶を
挨拶状を送るというわけではありませんが、
旧居の近隣の方にはあらかじめ引っ越す旨を伝えておくようにしましょう。
またこの挨拶の際に、引越し日に作業をするので騒々しくして申し訳ない、
という非礼も詫びるようにしておくと後腐れもなくてよいですね。
挨拶に行くのは引っ越す3日前ぐらいがちょうど良いですが、
親しくしている方がいる場合はこの限りではありません。
そういった方には、できれば引越しが決まってからすぐに挨拶に行くようにし、
加えて新居に移ってからもしっかり挨拶状を送っておきましょう。